美術館の紹介

財団法人中村研一記念美術館の寄贈を受け、2006年4月に開館しました。中村研一（1895〜1967）は、大正から昭和にかけて、帝展や日展などを中心に次々と作品を発表し、近代洋画壇の重鎮として活躍した画家です。空襲で東京・代々木のアトリエを焼失し、小金井に移り住み、終生この地で作品を描き続けました。
年間4回程度の展示替えを行い、基本コレクションとなる中村研一の作品を紹介する所蔵作品展では、絵画作品のほか、陶芸作品や愛用していたイーゼルや筆などの画材も展示しています。また、美術館の企画による特別展を年間1〜2回開催します。
美術館前の「はけの小路」や裏手にある「美術の森」にある水源など、恵まれた自然を充分に満喫できます。また「美術の森」にあるカフェは、落ち着いた雰囲気の中、お茶や焼きたてのケーキを楽しめます。