作者 生没年 |
設計者:大江宏 1913(大正2)-1989(平成元) |
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解説 | 当館では、平櫛田中の作品とあわせて、田中の旧宅(記念館)を公開しています。 田中が小平市に転居したのは、昭和45年、彼が98歳のときでした。以後、昭和54年に107歳で亡くなるまでのおよそ10年間を、ここで過ごしています。 設計者は、国立能楽堂や乃木会館などで知られる大江宏。書院造りと呼ばれる建物で、方形の屋根を特色としています。玉川上水をのぞむ庭園では、梅、牡丹をはじめとする四季折々の草花をお楽しみいただけます。 また、庭園では春と秋にお茶会を開催する他(それぞれ3日間)、桜草の展示などを行っています。 入口には田中が百歳のとき20年後の制作のために用意した楠(彫刻の用材)が聳えており、美術館のシンボルとなっています。ゆったりとした時間のなかで、田中の生前の暮しぶりに思いをはせてみてはいかがでしょうか。 |
所蔵美術館 | 小平市平櫛田中彫刻美術館 |